2020/04/11
耳トレやりましょう。
春らしい陽気でとても気持ち良い朝ですがいかがお過ごしでしょうか?外出自粛ムードはしばらく続きそうですが、コロナウィルスの早い終息を心から願っております。
AMRでは昨年12月末より2回分(半年)のAMR東京開催を見送りを決定をしており、オンラインに移行しております。
再び現地へ赴いてのレッスンはあらゆる状況を今後鑑みながら決めていこうと思います。
現在レッスンでは間隔をあけマスク着用にて対応させていただいております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
前回のブログでイヤートレーニングを掲載したところ反響が良く、始めた頃よりインターバルの間隔が身についたという感想をいただきました。僕も生徒の皆さんがどんどん正答率が上がっているのを実感しておりますし、小さい子なんかは特に顕著です。年配の方々も時間かけながらでも正答率が上がってきました。何より皆さん楽しんでやってらっしゃるのが、一番良いと思います。レッスンの最後にやるこの嫌トレですが逆に生徒さんからもリクエスト頂くくらいになってますので、難易度をさらに段階的に用意しておりますので、また皆さんでやりましょう。
さて今日のチップは1オクターブのスケールを使った耳トレです。
例えばCメジャースケール3弦ルート起点での代表的なポジションはこんな形です。

有名な形でありますがこれを左右に動かすことでスケールキー名称が変わっていきます。
→にずらしたらC# D D# E F F#〜メジャースケールと続き←にずらしていくとB B♭ A A♭〜メジャースケールと当然続くわけです。
そこでまずこの代表的なスケールを弾く前に先に歌ってみましょう。上記3弦5フレットスタートのCmajor scaleですが
誰もが歌えると思います。小さい頃より培ってきたスケール感で歌った音程と実際の弾いたスケールが一致しますか?
答え合わせを厳正にするためスマホで歌った音を録音すると良いです。
ひょっとっすると歌ったスケールはB♭スケールかもしれません、もしくはC#スケールかも。ドレミファソラシドと誰もが歌えるはずなんですが、思いの外難しいことに気づくと思います。間違っていても全然大丈夫です。このトレーニングは前回のイアートレーニングの一環ですので合わせてやると効果的です。繰り返し行うことで正しく音感を補正できます
答え合わせの際に自分がどっちに何度(どれくらいの距離)離れているのかを確認してみましょう。ドンズバの方お見事です。全キーでやるのをお勧めですがまずはCメジャーを確実な基準値を体に染み込ませましょう。
他のキーでは例えばAmajor(このポジションですと3弦2フレットスタートですね)ですと
ラシド#レミファ#ソ#ラと歌います。異名同音例えばC#メジャーではド#レ#(ミ#=ファ)ファ#ソ#ラ#シ(シ#=ド)ド#となります。
そしてこのトレーニングの後、他のスケールもやっていくのですが、先にポジショニングを覚える必要があるのと同時にスケールの音自体を覚える必要があります。それはまた次回書こうと思います。あわせてアドリブに便利な視覚的なアプローチに触れようと思います。
それでは。