2020/08/21
夏休みはどうでしたか?
今年の夏休みはおかげさまで1月のトータルのレッスン時間が過去最高を記録しまして、コロナの中、家でできることや趣味に没頭する方が増えたようです。DTM市場も非常ににぎわっているらしく以前の職場のスタッフに聞いたところ、むしろこの期間前年対比で120%超えてるそうです。配信系バブルとでも言うんですかね。今年はやっと夏らしいことができまして野外でのイベンントも行いました。非常にに楽しかったです。早いものでお盆も過ぎた今、涼しくなってくるはずですが、まだクーラー必須ですね。熱中症にご用心ください。

さて今日は以前「椎名林檎進行」がまあまあ反応よかったので、今日は米津さんの代表曲「lemon」にフォーカスを当てようと思います。今日のお題は「同主調転調」についてです。普段何気なく聞いてる楽曲も作者の細かいギミックが散りばめられてさりげなくカッコ良いことをしておるものです。そこでこの曲のエモさに触れたいと思います。
「同主調転調」は読んで字のごとく同じ調への転調を意味し、例えばCメジャーからC マイナー、C マイナーからCメジャーのように動きます。
この曲レモンの場合、この同主調転調が出てくるポイントとして最後の大サビ前で以下のような箇所があります。
G#マイナーからのA♭メジャー(調合読み)となります。ここがエモポイントwです。
そしてこの同主調に対して共通項があり、その役割をするのはドミナントVです。
この曲の場合D#7,E♭7がそれに当たります。転調直前の拍にこれを入れることでスムーズに転調したことを
気づかないくらいに自然に演出できます。この手法多くの楽曲でも確認することができます。
ギターで弾く場合以前も書いた記事のように指板上のペンタトニックフォーム(短3度)
でチェクするとわかりやすいです。
例)6弦4フレットG#を人差し指(G#マイナー)→小指(A♭メジャー)異名同音なので混乱する方は
G#マイナー→G#メジャーと解釈してください。
自身の楽曲のアクセントに一ついかがでしょうか?
コロナに負けず楽曲制作!皆で音楽楽しみましょう。それでわ!
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